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八郷町
スカイスポーツの拠点めざす
農業基幹産業に観光にも力
3月のパラグライダー国際大会(W杯)。町のイメージが大きく変わりつつある
 自然豊かな八郷町が、これまでのイメージを変えつつある。近年、国民宿舎「つくばね」、オートキャンプ場、県フラワーパークとふれあいの森、温泉施設「やさと温泉ゆりの郷」など、レクリエーション施設を充実。併せて、観光果樹園も誘客活動に積極的に乗り出すなど、農業を基幹産業とする一方で、都市住民や消費者のニーズを積極的に取り入れている。
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 最近は、パラグライダーなどのスカイスポーツの拠点としても注目を集め、三月には国際大会も開催。アメリカやヨーロッパから選手が集い、改めて立地条件の良さや自然豊かな風土をアピールした。
 これらレクリエーションやスポーツの振興に力を入れるほか、里山の自然を生かしたグリーンツーリズムも、これから大きくまちづくりに貢献する未開の資源だ。
 新たなまちづくりには、都市部の人々が関心を寄せる、これら自然の豊かさが大きなカギになる。首都圏に近い地の利も併せ生かして、より魅力あるまちおこしにつなげようと、さまざまな試みが進められている。中でも観光農業や史跡などの観光スポットを結び、民間事業なども組み込みながら、広域的な観光ネットワークの構築が目下の課題だ。
 また今年は、京都や奈良をはじめ全国に残る歴史的建造物の修復資材確保のため、木材供給の森林づくりを目指して、筑波山国有林が「古事の森」に設定された。
 これを記念して組織した「筑波山古事の森育成協議会(木崎眞会長)」が、町内の国有林で記念植樹。ヒノキ苗千本を植えて森林づくりに汗を流した。
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 さらに、里山や田園風景など、都会では失われた日本の原風景が残る町ならではの環境が見直され、近年、映画や大河ドラマのロケ地としても脚光を浴びている。グリーンツーリズムともども、これも大きな資源だろう。
 NHK大河ドラマ「武蔵」や来年の同ドラマ「新撰組」、映画「座頭市」などで撮影が行われ、町民のエキストラ出演も町の話題になり、新しいまちづくりにも大きな弾みとなっている。

 【メモ】人口約三万人。東京から七十`圏にあり、百五十三・四平方`の面積は、県内町村部では大子町に次ぐ広さ。上曽トンネルで県西と、朝日トンネルでつくば市とそれぞれ交流が深まる期待が大きい。


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