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伊奈町
ロケの町をアピール
町民がエキストラ出演
ワープステーション江戸で撮影されたテレビ番組に出演する伊奈町町民

 伊奈町では、多いときは二日に一回ほどの割合で、テレビや映画の撮影が行われている。舞台となるのは、江戸の町並みを再現した同町南太田の歴史公園「ワープステーション江戸」や同町板橋の不動院など。
 町ではロケ地をアピールし、町の知名度を上げて観光客を増やしたいと、ロケを誘致したり、撮影をスムーズに進めるための手助けをする「フィルム・コミッション」に力を入れている。
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 町で、ロケが初めて行われたのは一九九九年十月のNHK大河ドラマ「徳川〜葵三代」で、ワープステーション江戸で実施された。
 撮影にはほぼ毎回、町民が通行人役などのエキストラとして出演。今年九月までの四年間で計百三十一回の撮影が町内で行われ、延べ三千二百三十二人の町民が出演した。
 一回当たり出演者は平均二十四人で、町民約二百人が一度に出演した映画もあった。
 町では、町民に呼び掛けて、エキストラ出演者を手配している。町観光協会が事務局になって「伊奈町エキストラの会」を設立し、出演可能な町民を登録、現在、三歳から七十歳代までの男女約四百人が登録、年齢も職業もさまざまだ。
 映画やテレビ番組の制作会社から町に出演依頼がくるのは、一週間ほど前になってようやくという。数秒間のエキストラ出演であっても、出演者は半日ほど時間を拘束される。
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 町では登録者全員に身長や体重などの体格、自己PRなどを記入してもらって、出演者がスムーズに決まるよう努めている。制作会社からの依頼は、通行人役なので「普通の体格」であることがポイントとか。
 制作会社からは「大型バスを爆破させるシーンを撮影したい」「犬一匹を出演させたいので探してほしい」などの依頼も。消防署や警察署に届け出を出すなどの仕事を町が代行している。

 【メモ】フィルム・コミッションは、映画などの撮影を誘致したり、撮影がスムーズに進むよう支援する機関。まちの知名度アップや経済的波及効果が期待でき、各地の自治体で取り組む動きがある。


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