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| 大洗町 | ||
| ビーチをバリアフリー化 ユニバーサルデザイン大賞 |
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評価の対象はバリアフリー化。車いす用の専用駐車場と、シャワー室、トイレ、休憩用デッキを備えた更衣室を作った。デッキから直接、砂浜に降りられる。夏場には、簡易スロープが付けられるからだ。 さらに、水陸両用の車いす「ランディーズ」を十七台備えてある。太いゴムタイヤがついており、介助する人さえいれば、砂浜や砂利道、水上も難なく楽々と移動が可能。一台三十数万円するが、当初の三台から徐々に増やしてきた。 ◇ きっかけは、ワイルド・ワイズ・ジャパン(足立正俊代表)の提案だった。一九九四年から、東京方面の大学生を組織し、サンビーチの監視・救護を、一手に引き受ける東京のNPO法人だ。 町役場との関係は、日本ライフセービングクラブ会員が、「協力させて」と訪れたのに始まる。当時、監視・救護は町直営だったが、救助救護だけでなく、「海浜の環境整備で社会貢献」との熱心さに賛同した。 それを受けてクラブ有志が、ワイルド・ワイズを設立し、サンビーチの現地部隊が発足する。大洗サーフライフセービングクラブだ。救助・監視以外に、海水浴場内のごみ拾いを呼び掛けたり、手作りの灰皿を配ったり…。 ◇ バリアフリー化はその延長。「車いすを預けたり、車いすで入って着替える場所がない。砂浜で移動できないので海に入れない」。足立さんが九六年、砂浜で声を掛けた親子に、そう言われたのがきっかけだった。 町に提案し、九七年から共同で、障害者に優しい海岸づくりに着手。町とクラブが話し合い、ランディーズを購入したほか、町の大工さんらの協力も得て、更衣室や簡易スロープも作った。 ランディーズは、九十九里浜などにもあるが、日本で初めて導入したのはサンビーチ。ひと夏に、五十〜六十万人が訪れる海岸で、駐車場と砂浜との段差を無くすなど、徹底したユニバーサルデザインと、官民協力の姿勢が高く評価された。 大洗町は、古くから知られる避暑地。名勝・大洗海岸、名門・大洗ゴルフ場、水族館、漁港に温泉施設…。新旧の施設や名所が点在する。 町商工観光課の佐久間伸水課長は「自然を守って、きれいで安心安全な海岸を維持したい」と話す。 |
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