『母校讃歌−わが青春の土浦一高』の構成

この悔いありて 1
  ヒョットコ事件 3
  パカパー節 9
風雪の人 11
  母の一言 12
たっつあんとじいさん 17
  じいさんの生い立ち 18
  カンニング考 24
  “竜頭蛇尾”されど 28
激突・丑虎合戦 33
  対決三たび 34
  “丑虎”余聞 41
ここに人あり 43
  二人揃って勲一等 44
  “三尺”山本五十六を見下す 47
  骨っぽい男 50
わが青春に悔いなきや 55
  仁義なき盟休 56
  善哉!落第坊主 60
  赤裸々な話 63
  柔よく剛を制す 66
  たった一度の陰謀 69
  ペテルギウスの赤い星 72
  けんか伝兵衛 78
  青春回顧 81
  馬賊になり損なった話 83
  卒業生の進路 85
  だからボクは早弁をくう 88
われは湖の子 91
  湖畔の怒り 92
  湖上の青春 95
  さすらいの記 98
  風向きを変って 101
  栄光の軌跡 103
  青春はヨットと共に 106
汗と涙と歓呼の嵐 109
  熱烈球児 110
  いざ、あこがれの甲子園 113
  野球バカたちの青春 116
  陸上部、全関東を制す 119
  暗示が生んだ底力 122
  京都一週間“九百円也” 125
恩師列伝 129
  安録山と健脳丸 130
  サンマがカツオを生んだ 133
  校長泰然 135
  しごきのナポレオン 141
軍靴の響く中で 145
  天皇の時代 146
  “赤の卵”騒動 149
  軍靴の響き 152
  同期の若鷲 155
  大女優の思い出 158
  工場動員 161
  終戦のとき 164
  奇抜なミリタリールック 167
  精神年齢12歳といわれて 170
新風さわやかなれど 173
  この人なかりせば 174
  権兵衛が種まきゃ烏がつつく 177
  「女の品定め」 180
  男子校のマドンナたち 183
  “アンポ”の時代 186
  反抗の世代 189
進学校と呼ばれて 193
  偉大なる変人 194
  進路指導の今昔 199
  合格の虎の巻 201
  学年プラス三時間 204
健在!亀城の健児 207
  商都を御する人々 208
  金融界のOBたち 211
  “愛”の基金 213
  水戸の亀城健男児 216
  確め合った「四つのテスト」 219
進修同窓会 223
  坊主に毛が生えた 224
  赤鬼同窓会 227
  “本音”で語り合う農政の集い 232
  全員が級長です 235
  真鍋坂上の店 238
三代続く○秀のマーク 241
  進修三代 242
  胸に響くその教え 247

「おわりに」より
八十歳を超えたお年寄りから電話を頂きました。
「久々に青春しちゃいましたよ」
受話機の向うの声は少年のように明るくはずんでいました。初め入歯をガクガクさせ、記者の来意をはかりかねて口ごもったそのお年寄りが、やがて少年の日の思い出を語り出すと、シワ深いほおがいつしか赤く輝き出してきました。まさに青春回帰です。

青春時代が夢なんて/あとからほのぼの想うもの/青春時代の真ん中は/道に迷っているばかり

阿久悠作詞のこのうたの真実味が伝わってくるようです。
“道に迷った”からこそ忘れられないのです。“胸に刺す”想い出だからこそ懐かしいのです。

昨年(平成元年)十月から常陽新聞紙上に連載した『母校讃歌―わが懐しの土浦一高―』は当初五十回の予定が、八十回を越えてしまいました。その間、おほめの言葉や激励もたくさんいただきました。半面、お叱りも多々。保存版的性格もあるのだからとその都度誤りをご指摘くださった読者も少なくありません。

茨城県はもとより土浦周辺の事情にも暗い筆者の手さぐり取材は、当然登場すべき話題や人物を欠き、あとあとまで不快を抱かれる方も少くないと思います。準備不足のまま執筆を始めた筆者が負わねばならない責任です。

現在、第一線で活躍する多彩な人脈を輩出している“一高”編を上すべり的にしか扱えなかったもどかしさは、読者以上に筆者の痛感するところです。いずれ後日、どなたかによる続編を期待しております。(古林肇道)


お問い合わせ・ご注文は
常陽新聞新社 出版局
 TEL 029-821-1780(代)
 FAX 029-821-1689

-HOME-