体験や教室を随時開催

 約1400度に熱せられた窯がある工房内は、冬場でも汗がしたたる。「ガラスはスピードが重要」と高橋教会長。すべての道具が効率を意識し、工程と動きに合わせて配置されている。一瞬で形がゆがんでしまう繊細なガラス。余計な動きやロスタイムが仕上がりを大きく影響する。
 高橋教会長自らの手ほどきで体験が進む。職人の精神が満ちる工房で、職人の技を間近に体感。心地良い緊張で精神が研ぎ澄まされる。

体験で仕上げた作品








@
作りたい作品をイメージ。ボウルやコップは比較的作りやすく、人気がある。着色するガラスの色を選ぶ。ちなみに今回は「赤金」色をチョイス。ステンレスの吹きざおを回しながら熱する。吹きざおは常に水平に保つ。続いて、あめ状に溶けたガラスを吹きざおに巻き取る。「始めから終わりまで、吹きざおはずっと回し続けます」と高橋教会長。



A
ベンチに座り、水でぬらした新聞紙を何枚も折り重ねて作った「紙りん」で形を整える。 ジュジュッという音とともに煙が立ち上がる。折り方が工夫されているため、熱さは感じない。吹きざおを回しながら息を吹き込む。
 


B
吹きざおを下に向け、細かく砕いた赤金の色ガラスを付ける。もう一度あめ状のガラスを上に巻き、紙りんで整える。
スピードが重要

〜 体験工程 作品ができるまで 〜



C
吹きざおを回しながら息を吹き込む。高橋教会長の「ブロウ、ブロウ」の掛け声に合わせ、強弱つけて。ふわっと丸い形ができる。



D
ガラスの口元を仕上げるため、別のさお(ポンテさお)に移す。ベンチに座り、口元をくくる。板を垂直に当てて片側を平らにする。ガラスは回し続けるのがポイント。形を整えるように意識しながら回す。くくった部分をエアーで冷まし、ポンテを軽くたたいて吹きざおから離す。


E
ジャックで口を広げ、形を整える。ジャックは水平に持ち、さおは回し続ける。


F
さおから切り離し、底に付いたさおの跡をけずる。冷却用の窯に入れ、一晩かけてゆっくりと冷やす。